こんにちは。 安城市の婚活サロン「ゆるり」代表のてしまです。
花の金曜日、いかがお過ごしですか? 週末を前に、少し心が軽くなるようなお話ができればと思います。
さて、婚活中のカフェやご友人との会話で、ついこんなフレーズが出てしまうことはありませんか?
「最近どう?婚活、順調?」
「うーん、それが全然で…。なかなか**“いい人”**がいなくて…」
この「いい人がいない」という言葉。 婚活を経験したことがある方なら、一度は口にしたことがあるかもしれません。そのお気持ち、本当によく分かります。
でも、もし今、活動が少し停滞気味だと感じているなら、一度だけ立ち止まって、自分に問いかけてみてほしいのです。
「本当に“いい人”はいないのでしょうか?」
もしかしたら、あなた自身が気づかないうちに、素敵な出会いを遠ざけてしまう**「心のフィルター」**をかけているのかもしれません。
今日は、婚活で「いい人がいない」と感じる時に、ぜひ見直してみてほしい「3つの思い込み」についてお話ししますね。
思い込み1:「減点方式」で相手を見てしまっている
これは、無意識にやってしまいがちな、最も代表的な思い込みです。 お相手に会った瞬間から「良いところ」を探すのではなく、「悪いところ」「欠点」を探してしまい、一つでも気になる点を見つけると「はい、この人はナシ」と判断してしまう心理状態のこと。
- 「優しそうだけど、ファッションがちょっとダサいかも…」
- 「年収は良いけれど、会話が弾まない…」
- 「清潔感はあるけれど、お店選びのセンスが…」
心当たりはありませんか? 完璧な人間など、どこにもいません。それなのに、私たちはつい、相手に完璧を求めてしまいがちです。
<解決策> 今日から**「加点方式」**に切り替えてみましょう! まずは「今日、私のためにわざわざ時間を作ってくれた。プラス10点!」からスタートです。「笑顔が素敵、プラス5点」「私の話を頷きながら聞いてくれた、プラス5点」。 小さな「素敵」を見つける達人になると、今まで見えなかった相手の魅力に気づけるようになりますよ。
思い込み2:「運命の人が現れる」と待ちの姿勢になっている
ドラマや映画のように、ある日突然、自分の理想に100%合致する「白馬の王子様」が現れて、一瞬で恋に落ちる…。そんな素敵なストーリーを、心のどこかで期待していないでしょうか。
「会った瞬間にピンとこなかった」
「ビビッとくるものがなかった」
そう感じてお見送りをすることが多いなら、この思い込みが隠れているかもしれません。
<解決策> 婚活は**「完成品」を見つけるのではなく「原石」を見つける作業**だと考えてみてください。 最初から完璧に光り輝いている人はいません。お互いを知っていく時間の中で、一緒にいることで、その原石がだんだんと磨かれていくのです。 関係性を「育てていく」という視点を持つと、一度会っただけでは分からない、深い魅力に気づけるようになります。
思い込み3:「過去の恋愛」や「理想の人物像」と比べてしまっている
「元カレは、もっとスマートにエスコートしてくれたな…」
「私の理想は、もっと会話が面白くて、リードしてくれる人なのに…」
目の前にいる現実の相手を、過去の思い出の中の人物や、頭の中だけで作り上げた非現実的な理想像と比較してしまう癖です。
この比較のフィルターを通してしまうと、目の前の相手の良さはすべて霞んで見えてしまいます。相手にとっても、とても失礼なことですよね。
<解決策> 過去は過去、理想は理想、そして目の前にいるのは「今のあなた」のために時間を作ってくれた、たった一人の生身の人間です。 比較のメガネを一度外して、「この人自身は、どんな素敵なところがある人なんだろう?」と、純粋な興味を持って向き合ってみませんか。
まとめ
「いい人がいない」のではなくて、**「いい人だと気づくための心のアンテナ」**が、婚活疲れで少し錆びついてしまっているだけなのかもしれません。
- 減点方式をやめて、加点方式で見る
- 「運命の人」を待つのではなく、「関係性を育てる」と考える
- 過去や理想と比べるのをやめて、「目の前の人」に集中する
この3つの思い込みを手放すだけで、今まで「ナシ」と判断していた人の中に、未来のパートナーがいる可能性に気づけるはずです。
その心のアンテナをもう一度ピカピカに磨き直すお手伝いをするのが、私たちカウンセラーの仕事です。
もし、「自分一人では、どんな思い込みがあるか分からない…」と感じたら、ぜひ一度、お話を聞かせてください。 客観的な視点で、あなたの魅力を引き出し、素敵なご縁に気づくためのサポートをさせていただきます。
「私、減点方式で人を見ちゃってるかもしれません…」 LINEでそんな一言を送ってくださるだけでも、大歓迎ですよ。
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