「いい人だけど、好きになれない…」仮交際で“恋のスイッチ”が入らない時の処方箋

「誠実で、優しくて、申し分のない“いい人”。でも、どうしても恋愛感情が湧かない…」

これは、婚活で多くの人が袋小路にはまってしまう、非常に根深く、切実な悩みです。この「感情の壁」を乗り越えられず、貴重なご縁を自ら手放してしまい、婚活疲れに陥ってしまう方を、私たちはたくさん見てきました。

こんにちは!愛知県安城市で、成婚までのあらゆる悩みに寄り添う結婚相談所、ゆるりです。

今回は、この「いい人だけど、好きになれない」問題の正体と、その壁を乗り越えるための具体的な処方箋を、数多くのカップルを成婚に導いてきた婚活コーチングの視点からお伝えします。

なぜ「好き」になれないのか?考えられる3つの原因

まず、そう感じてしまう自分を責める必要は全くありません。その感情には、必ず理由があります。

  1. 原因①:「ときめき」至上主義の呪い 20代の頃に経験したような、ドラマチックで、胸が苦しくなるような情熱的な感情だけを「好き」の基準にしていませんか?30代からのパートナーシップで本当に大切なのは、瞬間的な「ときめき」よりも、長く続く**「安心感」や「信頼感」**です。
  2. 原因②:無意識の「減点方式」 相手の小さな欠点(食べ方、服装のセンス、LINEの絵文字など)を見つけては、「あ、やっぱりこの人じゃないかも」と、無意識に気持ちが冷める理由を探していませんか?完璧な人間など存在しないのに、理想の相手を求めるあまり、目の前の人の良い部分が見えなくなっている状態です。
  3. 原因③:過去の恋愛の“亡霊” まだ心のどこかで、過去の忘れられない恋人と比べてしまっていませんか?あるいは、過去の恋愛で深く傷ついた経験から、無意識に「本気で好きになると、また傷つく」と、心にブレーキをかけているのかもしれません。

結婚相談所が教える「穏やかな愛情」を育てる3つの方法

では、どうすればこの壁を乗り越えられるのか。答えはシンプルで、婚活における「好き」は、見つけるものではなく「育てる」ものだと、視点を変えることです。

  • 方法1:加点方式で「好きの種」を見つけるトレーニング デートの後、相手の良かった点を具体的に3つ書き出す習慣をつけてみましょう。「私の話を、最後まで目を見て聞いてくれた」「お店のドアを開けて待っていてくれた」「私が言った冗談で、楽しそうに笑ってくれた」。どんな些細なことでも構いません。この「好きの種」に意識的に水やりをすることで、少しずつ愛情は育っていきます。
  • 方法2:「会う回数」で心の距離を縮める 人の好意は、接触回数に比例して増していくという**「ザイオンス効果」**が知られています。感情が動かなくても、生理的に無理でない限り、最低3回は会ってみることをお勧めします。短時間でも良いので、週に一度は会う機会を作る。この地道な積み重ねが、気づけば大きな「親近感」や「情愛」に変わっていくのです。
  • 方法3:未来の話で「私たち」をシミュレーションする 「もし一緒に旅行に行くなら、どこがいいですか?」「休日は、インドア派ですか?アウトドア派ですか?」といった、少し未来を想像させる会話をしてみましょう。二人で一緒に何かを計画したり、価値観を共有したりする中で、相手は「恋人候補」から、**人生を共にする「パートナー候補」**へと変わっていきます。

決断できない時は、プロの「恋愛コーチング」を

「それでも気持ちの整理がつかない」「決断するのが怖い」 そんな時は、一人で抱え込まないでください。

私たちプロのカウンセラーは、あなたの本当の気持ちを引き出す婚活コーチングの専門家です。安城の会員様からも、「客観的な恋愛相談で、自分の本心に気づけた」「背中を押してもらえた」というお声を多数いただいています。

結婚相談所の役割は、ただ出会いの機会を提供するだけではありません。こうした感情の壁にぶつかった時、あなたに寄り添い、一緒に乗り越えていくことこそが、私たちの真の価値です。あなたの「好きになれない」という悩みに、私たちと一緒に向き合ってみませんか?